STAFFINTERVIEW
- STAFF 04
- 薬剤師
- 友田 浩美
- THEME:在宅医療
- 在宅医療をすることで、患者さんの普段の暮らしに寄り添い、
観察、思考することが大切だと気付きました。
- [かかりつけ薬局の薬剤師にかける想い]
- 患者さんの生活や服薬状況を見て、問題点に気づき、解決を目指して、製剤工程や材料を工夫することで、この薬局でなければできないと思って頂きたいです。
- PROFILE 友田 浩美
- 薬剤師
- 出身大学:福岡大学
- 入社年度:2007年
- 仕事のこだわりとやりがい
- 医師や看護師とのディスカッション、服薬管理など薬物治療を支えるための工夫ができることにやりがいを感じます。入社当初に勤めた店舗では、地域の患者さんとの関係を築くことの大切さ、薬局での処方が効果をなしていない服薬状況などをまの当たりにしました。その際に、患者さんへの服薬指導の方法を改善したり、お渡しするパンフレットを改良したり、服薬状況を1週間ごとに確認できるようお薬カレンダーを設置したりと、できることから始めました。今までは、薬剤師として患者さんの生活の状況を知り、さらに寄り添うことを大切にしています。
- 在宅医療の取り組みや経験について
- 在宅医療は、より生活に密着したケアであり、患者さん目線で考えるきっかけをもらえます。訪問することが意味を成すためには、毎回の準備や観察が大事であるということを感じています。初めて在宅医療を担当した患者さんは、70代女性のがん終末期の方でした。初めは緊張し、お宅にお邪魔することで精いっぱい。痛み止めの医療用麻薬の坐剤をお渡ししただけで、薬剤効果の確認、バイタルチェック、表情や様子の変化を確認…といった一連のことができず大変後悔しました。訪問回数が増えるに連れ、患者さんやご家族との関係が深まり、お宅の雰囲気やリズムを感じたうえで普段の役割を果たすことができたのは良い経験です。
- 今後の抱負と将来の夢
- 社内での在宅医療活動を普及する役割になりたいです。在宅医療を取り組む店舗・薬剤師数を増やすために、見学・講習などを積極的に取り組んでいっています。また糖尿病(1型、2型、妊娠糖尿病含む)の薬物治療にかかわる資格取得や女性器疾患(がん、婦人科領域)の薬物治療に関する資格取得などより専門的な知識をもつことで、薬局や患者さんにとってなくてはならない存在を目指したいです。