STAFFINTERVIEW
- STAFF 06
- 薬剤師
- 大石 学
- THEME:教育システム
- 医療人として、思いやりと知識の両立なくして良い医療は提供できません。
どちらも大切にできる人材教育に努めています。
- [かかりつけ薬局の薬剤師にかける想い]
- 新人のときに学んだ「思いやりの心で患者さんの声を聞き逃さず、様子を見て、正しい知識を持って最善を尽くすことが必要」という考えを今でも大切にし、受け継いでいます。
- PROFILE 大石 学
- 薬剤師
- 出身大学:熊本大学
- 入社年度:2006年
- ここを目指した理由
- 今でこそ医療業界にもホスピタリティが浸透していますが、私が就職する頃はそれほどでもありませんでした。そんな中、大学の実務実習先のらいふ薬局で、「こんなにも患者さんに尽くすことのできる医療現場を見たことがない」と衝撃を受けたことがきっかけです。ここで研鑽できれば、医療者としてはもちろん、人間として成長できると期待したからです。
- らいふ薬局の教育について
- 新人教育では、講義やグループディスカッションを、実症例や本処方せんを使って行います。らいふ薬局では自己研磨なくして良い医療は提供できないという方針があり、習う姿勢よりも学ぶ姿勢を大切にしています。さらに、指導するチューター側の中堅薬剤師も研修に参加することで、自分に足りない部分に気付き、成長することを狙いにしています。新人からベテランまで切磋琢磨することのできるカリキュラムを大切にしています。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 患者さんから「あなたがいてくれたから」「あなたじゃないとダメ」といったお言葉を頂くと、自分の存在価値を認識でき、この上ない喜びを感じます。また、それが患者さんあっての自分であると再認識させられる時でもあります。一方で、十分に患者さんへ貢献できなかった苦い経験もありました。自分の力のたりなさに落ち込むことも毎回のことです。それでも「もっと頑張らなきゃ」と意気込むことがやりがいに繋がっているのかもしれません。
- 教育を通して目指して欲しい人物像とこれからの目標
- つねに患者さんにとってのベストな行動は何かということを考えられる薬剤師を目指して欲しいです。病気や治療だけではなく、患者さんや家族の思いなどその人のもつ背景をも考慮し、正しい治療を施すことのできる薬剤師に近づいてもらえるよう、指導も頑張りたいと思っています。そのことで、多くの患者さんに支持され、「医療機関も選べるなら、らいふ薬局がいい」と言って頂けるほど、素敵な薬局づくりを目指したいです。