STAFFINTERVIEW
- THEME:かかりつけ薬局・薬剤師
- 気軽に足を運ぶことのできる薬局であり、
薬を渡す人の顔がいつでも分かる環境づくりを大切にしています。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 私は、かかりつけ薬局としての機能を備えた薬局が今後もっと増え地域に貢献できるようになっていくことにとてもやりがいを感じています。日々の業務においては、接客サービスや調剤に対し患者さんからご指摘を受けることがないよう、緊張感をもって働いています。そんななか、患者さんから感謝の言葉を頂けるのが一番うれしく、励みになっています。
- 大事にしたい患者さんとのエピソード
- 現在、私が主に勤務している好生館前店は、24時間365日開局している店舗のため、いつでも問い合わせや相談ができます。そのためお薬に関するご質問だけではなく、健康についてのさまざまな問い合わせが、以前よりくるようになりました。地域の方が薬局を必要としてくれていることや密にお付き合いできているのが実感できており、とても充実しています。
- 地域との関わりについて
- 先日、地域のお祭りに、らいふ薬局が参加をしました。地域の方々と触れ合える貴重な機会だったのですが、地域に根ざした店舗であり続けることなくして、地域貢献を続けていくことは難しいとあらためて感じました。また好生館前店だけでなく、どこの店舗においても積極的に地域行事に参加したり、学校薬剤師として活動したりと、地域との関わりを大切にしています。
- 今後の抱負と将来の夢
- 現代社会で求められている「かかりつけ薬局」や「かかりつけ薬剤師」という枠組みは、これからの地域包括ケアにおいて必須条件であると思っています。そんななか、らいふ薬局は、そんな薬局業界の今後のあり方をしっかり見据えている会社だと思っています。自分たちが明るい未来を創るという使命感に満ち溢れたスタッフに囲まれ、患者さんに寄り添った薬局を目指しています。
- THEME:かかりつけ薬局・薬剤師
- 薬剤師として知識も経験値も高い先輩方を見習って
地域に貢献し信頼されるかかりつけ薬剤師をめざしています。
- ここを目指した理由
- 大学の実務実習先がらいふ薬局でした。2ヶ月半の実習でしたが、とても熱心に指導して頂き充実していました。系列店が多く他店舗への見学や、会社全体で勉強会も多々行われており、生き生きと働くスタッフを見て雰囲気の良さと薬剤師の先輩方の人間性に惹かれました。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 私は、総合病院に隣接する薬局にいるのですが、ピーク時は患者さんの座る椅子がないほどとても忙しいところです。そのため、待ち時間の短縮や待ち時間を退屈に感じさせないための工夫をつねにアテンダー(調剤事務)と協力し努めています。患者さんの声に耳を傾けられる薬剤師でありたいと思っているため、患者さんが問題を解決できた時や医師に言えなかったことを伺えた時、採血の結果や症状が良くなった時などに、「ありがとう」と言われるとうれしいです。
- 大事にしたい患者さんとのエピソード
- かかりつけの制度がはじまったことにより、よく患者さんから“かかりつけとは何か”を質問されることが増えました。いろいろと会話した結果、他の薬局の薬や一般用医薬品(OTC)との飲み合わせなどに不安を感じている患者さんが多いのだと知りました。私はかかりつけ薬剤師としての経験がまだ浅いため、今は薬剤師の先輩方のやりかたをじっくりと研究し吸収できるようにしています。先輩方は、とても患者さんの本音を引き出すことが上手。いつもと違う何気ない会話のなかから、患者さんがじつは不安に思っていることや疑問を自然と聞き出しています。私も先輩方を見習いながら、将来は地域住民に向けてのお薬相談や健康、病気の予防教室などの開催により、薬局が地域の相談場所や公園のように集う場所になるようにしたいと思います。
- THEME:在宅医療
- 丁寧に対応することで、
感謝の声を直に感じられることに、やりがいを感じます。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 私が配属された頃は、薬剤師が在宅訪問すること自体、珍しいことでした。そこで、依頼を受けた際、一件一件丁寧に対応することを心がけた結果、ご相談を頂くようになりました。丁寧な対応こそが、より深い信頼関係を築くのだと実感し、今はやりがいに感じています。また、医師、訪問看護師、ケアマネージャー、病院薬剤師、地域連携室のスタッフなど非常に多くの人との関わりは、苦労もひとしおですが、患者さんやスタッフの感謝の声を糧に楽しんで働いています。
- 在宅医療の取り組みで嬉しかったこと
- 外来でらいふ薬局をかかりつけとしていた患者さんが、入院後退院した際に、在宅医療のご要望を頂いたことです。同じ薬局が退院後も生活の支えとなることで、患者さんは安心してご自宅での生活に戻ることができました。外来から在宅まで、継続して関わることこそが薬局のあるべき姿であると感じました。
- 今後の抱負と将来の夢
- 今後は全薬剤師が在宅訪問を行うことが求められてきます。かかりつけ薬剤師制度が進むことにより、担当している患者さんの在宅訪問も必要になってきます。そのような時に在宅専任の薬剤師に引き継ぐのではなく、これまで担当した薬剤師が継続して担当していくことで真のかかりつけ薬剤師となるのではないでしょうか。そのためにも在宅医療に関わることが特殊なことではなく、全ての薬剤師に必要なスキルであるということを広めていける役割を目指したいです。
- THEME:在宅医療
- 在宅医療をすることで、患者さんの普段の暮らしに寄り添い、
観察、思考することが大切だと気付きました。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 医師や看護師とのディスカッション、服薬管理など薬物治療を支えるための工夫ができることにやりがいを感じます。入社当初に勤めた店舗では、地域の患者さんとの関係を築くことの大切さ、薬局での処方が効果をなしていない服薬状況などをまの当たりにしました。その際に、患者さんへの服薬指導の方法を改善したり、お渡しするパンフレットを改良したり、服薬状況を1週間ごとに確認できるようお薬カレンダーを設置したりと、できることから始めました。今までは、薬剤師として患者さんの生活の状況を知り、さらに寄り添うことを大切にしています。
- 在宅医療の取り組みや経験について
- 在宅医療は、より生活に密着したケアであり、患者さん目線で考えるきっかけをもらえます。訪問することが意味を成すためには、毎回の準備や観察が大事であるということを感じています。初めて在宅医療を担当した患者さんは、70代女性のがん終末期の方でした。初めは緊張し、お宅にお邪魔することで精いっぱい。痛み止めの医療用麻薬の坐剤をお渡ししただけで、薬剤効果の確認、バイタルチェック、表情や様子の変化を確認…といった一連のことができず大変後悔しました。訪問回数が増えるに連れ、患者さんやご家族との関係が深まり、お宅の雰囲気やリズムを感じたうえで普段の役割を果たすことができたのは良い経験です。
- 今後の抱負と将来の夢
- 社内での在宅医療活動を普及する役割になりたいです。在宅医療を取り組む店舗・薬剤師数を増やすために、見学・講習などを積極的に取り組んでいっています。また糖尿病(1型、2型、妊娠糖尿病含む)の薬物治療にかかわる資格取得や女性器疾患(がん、婦人科領域)の薬物治療に関する資格取得などより専門的な知識をもつことで、薬局や患者さんにとってなくてはならない存在を目指したいです。
- THEME:在宅医療
- 機械では代替できない部分が、薬剤師としての真価が問われているところ。
思いやりと成長への意欲を大切にしています。
- ここを目指した理由
- 医療の質は環境の良さではなく、薬剤師自身の患者さんへの想いの強さによって決まると思っています。らいふ薬局を会社訪問させてもらった際に、社員全員が患者さんの立場になって、ベストを尽くす姿勢を大切にし、地域の一員としても密接に関わっていく文化があることに深く感銘を受け、自分も同じ仲間として働きたいと思い、志望しました。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 保険薬局では処方せん一枚から想定できる情報をもとに、患者さんの情報を引き出し、患者さんのもつ物語を自分の人生とリンクさせることが、思いやりのある医療への一歩だと考え取り組んでいます。強い思いをもって、社員同士協力しながら仕事をすることは楽しく、やりがいでもあります。今後薬剤師は、より高度な人間力が必要です。そのため、地域や人を思いやる気持ちを大切にできる薬剤師の育成に努めています。
- 今後の抱負と将来の夢
- 新人の頃は何かと不安があっても、先輩薬剤師からの一言で助けられる場面も多々ありました。らいふ薬局は社風として、先輩・後輩でお互い切磋琢磨することを大切にしています。不安があっても一人じゃないと勇気づけられ、成長できる環境づくりを目指しています。また、かかりつけ薬剤師の制度ができたように、薬剤師はより高度な対人機能が求められています。そのため私自身も、地域や患者さんを思いやる気持ちを大切にできる薬剤師を目指し、頑張りたいと思っています。(1型、2型、妊娠糖尿病含む)の薬物治療にかかわる資格取得や女性器疾患(がん、婦人科領域)の薬物治療に関する資格取得などより専門的な知識をもつことで、薬局や患者さんにとってなくてはならない存在を目指したいです。
- THEME:教育システム
- 医療人として、思いやりと知識の両立なくして良い医療は提供できません。
どちらも大切にできる人材教育に努めています。
- ここを目指した理由
- 今でこそ医療業界にもホスピタリティが浸透していますが、私が就職する頃はそれほどでもありませんでした。そんな中、大学の実務実習先のらいふ薬局で、「こんなにも患者さんに尽くすことのできる医療現場を見たことがない」と衝撃を受けたことがきっかけです。ここで研鑽できれば、医療者としてはもちろん、人間として成長できると期待したからです。
- らいふ薬局の教育について
- 新人教育では、講義やグループディスカッションを、実症例や本処方せんを使って行います。らいふ薬局では自己研磨なくして良い医療は提供できないという方針があり、習う姿勢よりも学ぶ姿勢を大切にしています。さらに、指導するチューター側の中堅薬剤師も研修に参加することで、自分に足りない部分に気付き、成長することを狙いにしています。新人からベテランまで切磋琢磨することのできるカリキュラムを大切にしています。
- 仕事のこだわりとやりがい
- 患者さんから「あなたがいてくれたから」「あなたじゃないとダメ」といったお言葉を頂くと、自分の存在価値を認識でき、この上ない喜びを感じます。また、それが患者さんあっての自分であると再認識させられる時でもあります。一方で、十分に患者さんへ貢献できなかった苦い経験もありました。自分の力のたりなさに落ち込むことも毎回のことです。それでも「もっと頑張らなきゃ」と意気込むことがやりがいに繋がっているのかもしれません。
- 教育を通して目指して欲しい人物像とこれからの目標
- つねに患者さんにとってのベストな行動は何かということを考えられる薬剤師を目指して欲しいです。病気や治療だけではなく、患者さんや家族の思いなどその人のもつ背景をも考慮し、正しい治療を施すことのできる薬剤師に近づいてもらえるよう、指導も頑張りたいと思っています。そのことで、多くの患者さんに支持され、「医療機関も選べるなら、らいふ薬局がいい」と言って頂けるほど、素敵な薬局づくりを目指したいです。